『鞍馬天狗 白馬の密使』(1956年公開)風雲急を告げる幕末。京の街は勤皇、佐幕の両派が血で血を洗う壮絶な戦いを繰り広げていた。そんな中、佐幕の新撰組は近藤勇隊長ら豪の者たちが勤皇の志士を次々と血祭りにあげている。そんな中、今日も一枚の天狗廻状が京の街を駆け巡る。熱血剣士の鞍馬天狗が現れたのだ。この頃、鴨の河原では長州の浪士である早坂と菊谷の二人を天狗廻状と共に新撰組に引き渡し、名も告げず消えた武士がいた。その天狗廻状により本国寺の裏に天狗が潜伏しているとの情報を知った新撰組は隠れ家を急襲するが、間一髪で天狗は消え去り、その場に残る死骸には、隊士・舟曳休乃助の姿もあった。死体に縋る愛人のお登瀬…