15日の朝、東京大学弥生キャンパスで、17歳の少年が3名の男女を刺すという、痛ましい事件が起きました。自宅で第一報を受け取った時、先ず思ったのは、「ひょっとしたら、少年に刺されていたのは自分でもおかしくなかったのではないか?」ということでした。なぜなら前日の14日の朝、わたしはたまたま東京大学を訪れていたからです。 東大前で下車した目的は、大学のちょうど裏手にある「弥生美術館」で開催中のこちらの展示を見るためでした。 『谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~』 www.yayoi-yumeji-museum.jp 入館にはあらかじめオンラインでの予約が必要でしたので、14日にする…