震災遺構の旧野蒜駅プラットホーム。津波は線路も曲げた 70人が避難して命拾いした、高さ約30メートルの私設避難所「佐藤山」 東京-仙台を日帰りで2月1日、宮城県東松島市の震災復興バスツアーに参加した。 東日本大震災の被災地の復興状況を自分の目で確かめたいと考えていたところに、東北地方の経済団体がつくった「東北ファンクラブ」からメールで東松島バスツアーの情報提供があった。 仙台駅発着で同市の野蒜(のびる)地区をピンポイントで訪ねる。売り文句の「震災伝承と復興による魅力」がそこに詰まっていそうな内容にひかれた。 旅行日は10日あり、代金は昼食込み1万円。旅行代金は参加申し込みの後に国の全国旅行支援…