2021.12.19 15:00-17:00 昨日、写真集好きの小生の関心ズバリとなる飯沢耕太郎の講演会「日本の写真集の可能性」が、「How展」の会場で行われた。1960年〜80年代にかけての写真集黄金期を、グラフィックデザイナーと写真家の共同作業の結果ととらえ、ある種、オブジェとして造られた日本の写真集の特徴を、体験に即し熱く語られた。紹介は川田喜久治の『地図』から始まり、映像の展開と云うより、複雑な系統樹的要素のヴォルフガング・ティルマンスの写真集「if one thing matters, everything matters: ひとつのことが大事なら、すべてが大事ということ(飯沢)」を…