書誌情報:旬報社,176頁,本体価格1,800円,2021年11月25日発行スポーツ根性論 の誕生と変容――卓越への意志・勝利の追求作者:岡部祐介(株)旬報社Amazonスポーツ根性論は1964年の東京オリンピックを契機としており,その象徴として「東洋の魔女」の大松イズムと「円谷幸吉物語」を分析している。梶原一騎「巨人の星」,浦賀千賀子「アタックNo.1」,美空ひばり「柔」,水前寺清子「ゆさぶりどっこの唄」,「いっぽんどっこの唄」,「どうどうどっこの唄」,村田英雄「柔道水滸伝」,山田太郎「新聞少年」などにその影響を見ている。スポーツ界の根性論が一般社会や教育,大衆娯楽に受容されその流行が促進さ…