この文のタイトルに憂鬱という言葉を選んだ。美味しいものを食べるのに憂鬱などおよそ相応しくない単語なのに。 人類滅亡の日が明日とする。すると今夜が最後の食事。そこで何を食べるのだろう。くだらないが本当にそうなら頭を悩ます。ラーメンを別格とすると、自分はトンカツ、ハンバーグ、餃子を選ぶ。トンカツはロースで。ヒレカツは上品すぎる。ハンバーグはつなぎの入らぬもので目玉焼きを添えて欲しい。餃子はそれが日本式と知りながらもやはり焼餃子といきたい。 どれも子供が好きなものばかりで還暦回っても味覚は子供のままだった。共通するのは全てが脂っぽい事。その結果が現在の自分の体型のなのだから、我が年齢も考えて嗜好を変…