東京〜神戸間を結ぶJR東海道本線のこと.
東海道本線 東京〜熱海間を走る近郊列車。かつては「湘南電車」の愛称で親しまれた。
基本的に東京を基点とし、途中大船までは山手線(東京〜品川)・京浜東北線(東京〜横浜)・横須賀線(東京〜品川・(鶴見付近)〜大船)が並行する優等線。
その先は東海道本線単独となり、国府津でJR東海の御殿場線山北方面、熱海でJR東海の東海道本線三島/沼津方面およびJR東日本の伊東線伊東をへて伊豆急行線伊豆急下田方面へ直通する。
かつては普通列車でも最遠方は静岡までの直通列車があり、そのためにJR東海でも東京乗り入れ用の211系電車4編成を保有していたが、2004年10月のダイヤ改正で静岡直通便が1往復を除いて廃止となり、その他の列車も最遠沼津までに短縮された(同改正ではJR東海への直通ダイヤが激減して、東京方が湘南新宿ライン直通便の強化、熱海方が熱海止まりの伊東線内直通延長が図られている)。
東海道線の普通列車は東京・新橋・品川・川崎・横浜・戸塚・大船・藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚・大磯・二宮・国府津・鴨宮・小田原・早川・根府川・真鶴・湯河原・熱海の順に停車する。このほか、
などが運行されている。抹消線を施した列車は残念ながら廃止されている。
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湘南新宿ラインの登場により、東京方の連絡関係が複雑になってきた。詳しくは湘南新宿ラインを参照。
静岡県内では東海道線同士より東海道新幹線との接続を重視したダイヤになっている。
また、愛知県と岐阜県では名鉄が併走する区間も存在している為に所要時間短縮でしのぎを削っている。
JR西日本の近畿圏アーバンネットワークの大動脈を構成する線区のうち、京阪神縦貫線米原〜神戸間と山陽線の神戸〜姫路間および北陸線長浜口の直流電化区間を加えて京都以東を「琵琶湖線」、京都〜大阪間を「JR京都線」、大阪〜神戸〜姫路間を「JR神戸線」と称している。並行する競合私鉄阪急京都線・阪急神戸線のほか阪急宝塚線に並行する福知山線(大阪〜篠山口間)にも「JR宝塚線」の愛称を与えるなど、明快に競合する愛称となっているのが特徴。
特急急行を除くと普通・快速・新快速の3種別にて運行され、草津〜西明石間は複々線化されている。東京の東海道線と違って内側線(快速・普通が走る線)と外側線(新快速・特急・急行が走る線)が同じホームで乗り換えられる便利さが関西にはある。
西へ向かう特急列車は主に京都・新大阪(一部大阪)から発着、京阪神縦貫線を経て岡山方面もしくは大阪環状線を経て阪和線・関西空港線方面へ抜ける。東方北陸線方面へは大阪・新大阪・京都から湖西線を経て北陸本線へ抜ける。かつては東海道本線米原経由だったという話は北陸本線を参照。
*1:繁忙期のみ運転の臨時列車