《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 「浜」を冠する貨物駅も多くありました。こちらは港湾部に限らず、主要駅から見て海浜にあるという意味でつけられたものといえますが、多くは港湾部に隣接した工業地域の中に設置されています。 首都圏でいえば、浜川崎駅がその好例とえるでしょう。浜川崎駅は現在も稼働をしていて、周辺の工業地帯から受発送される貨物を扱っています。浜川崎駅は東海道貨物線と鶴見線、そして南武線の3線にわたって所属する駅ですが、開設した鉄道事業者がそれぞれで異なる変わった駅です。 南武支線浜川崎駅駅舎とその構内の様子。国鉄時代、南武支線の浜川崎駅には駅員が…