東葉高速鉄道

東葉高速鉄道

(地理)
とうようこうそくてつどう

東葉高速鉄道株式会社は、千葉県八千代市に本社を置く、第三セクター鉄道事業者
1981年9月1日設立。
1996年4月27日に開業した、東葉高速線西船橋駅東葉勝田台駅間 16.2kmの運行を行っており、東京メトロ東西線と相互直通運転を行っている。
西船橋駅−東葉勝田台駅間の標準所要時間は22分。

鉄道路線
東葉高速線

鉄道施設は、「日本鉄道建設公団」(現:鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道・運輸機構))が資金調達と建設工事を行った。これを完成後に同社が約2,949億円で買い取り、これを2002年から60年間にわたって「鉄道・運輸機構」に償還を行っている*1
だが、建設に当たっては、地権者の抵抗や千葉県の収用委員会が機能していなかったこともあって用地買収が難航し、手抜き工事によるトンネル陥没事故や、地価高騰の煽りも受けて、建設費は当初見込みの約2,290億円から大きく上回る結果となった。
こうしたことを受けて、開業時より運賃を高額に設定せざるを得なかったが、あまりに高額なため、「東葉高額鉄道」と揶揄されたこともあり、利用者が伸び悩んだ状態が続いていた。
2010年度から当期純利益は黒字化するようになったものの、これは主要株主からの各種支援、近年の低金利による要因が大きい。また、2012年度末における長期債務残高は2,916億円でほとんど減っておらず、厳しい経営環境であることに変わりはない。

運賃比較(参考)

事業者 区間 営業キロ[km] 運賃(ICカード/きっぷ)[円]
東京地下鉄 西船橋⇔門前仲町 17.0 237 / 240
東京地下鉄 西船橋⇔中野 30.8 308 / 310
JR東日本・京成電鉄 西船橋⇔勝田台
経由:京成船橋
17.2 391 / 400
東葉高速鉄道 西船橋⇔東葉勝田台 16.2 627 / 630

終点の東葉勝田台駅では京成本線に乗り継げるので、東西線沿線から成田空港へ行くときには結構便利である。

パスネット

首都圏の共通乗車カードシステム「パスネット」に加盟している。東葉高速鉄道が発行していたパスネット対応カードは、特に名前はついていなかった。
2008年3月に自動改札機での使用を終了。

PASMO

株式会社パスモが発行する非接触型ICカード方式の公共交通機関共通乗車カード・電子マネー「PASMO」を2007年3月より導入。

車両

開業当初は東西線の5000系を譲り受け1000形としたが、一部編成は非冷房のまま運用を開始した。(後に冷房改造実施)現在は、東西線05系と同一設計の2000系(11編成110両)が導入され、1000形は全て廃車されている。

主要株主

  • 千葉県
  • 船橋市
  • 八千代市
  • 東京地下鉄
  • 京成電鉄
  • 東武鉄道
  • 新京成電鉄

*1:当初は25年間均等償還だったが、利払いもままならない状態が続いたため、増資、利子支払猶予、利子補給などとあわせ、60年間ステップアップ償還に変更された

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