前回の続きです。 杵築市の北台武家屋敷群の中では、最も広々としていて人気の高い武家屋敷・大原邸の立派な長屋門を あとにして右側に行くと、すぐ隣に位置する能見邸(のうみてい)に到着しました。 門構えや、門をくぐって入った時の屋敷・庭園 (北側) の大きさなどは、かなりこじんまりとした感じが ありましたが、いざ中にお邪魔してみると、この屋敷特有の高度な建築技術・凝った造りに感心いたしました。 この屋敷の建築様式などからは、幕末期の建物と推測されており、平成20年から2年間にわたり大規模改修工事が行われ、建築当初の状態を出来る限り再現すべく、歴史ある壁土や柱などは出来るだけ 再利用して修復されたとの…