日本の経営者。ファッション・生活雑貨の無印良品を展開する良品計画社長。東京教育大学(のちの筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(のちの西友)に入社。同社のプライベートブランドだった無印良品が独立したのち良品計画に出向し、そのまま入社する。良品計画取締役、常務、専務、アール・ケイ・トラック社長、ムジ・ネット社長などを経て良品計画社長に就任。「残業禁止」や社内総ぐるみの「作業の標準化」などを進め、同社の業績を大きく伸ばした経営者。
松井忠三さんの「無印良品は、仕組みが9割」を読みました。少し古いのですが、凄く参考になりました。少し紹介したいと思います。 ■なぜ今「仕組み」を公開するのか 仕組みの大切さを説く理由は大きく二つあります。 一つは、日本の経済を元気にするために、一緒に頑張っていきたいという思いがあ るからです。 今の日本には、経済状況が厳しい中でも、努力に努力を重ねているビジネス・パー ソンがたくさんいます。しかし、そのような「努力」が、正しく「成果」に結びつい ていないケースが多いように感じています。 そのヒントが、「かつて不振にあえいだ無印良品」にあると思ったのです。無印良 品はかつて業績が悪化し、私が社長…
1. はじめに マズラプです。70回目の投稿になります。 70回ということは、あと30回、すなわちあと1ヶ月連続投稿することができれば、晴れて100回連続投稿を達成することができるというわけです。そう考えると、100回目の投稿も近づいてきたことを実感しますね。 改めまして、当ブログに足を運び、読んでいただいているみなさん、ありがとうございます。今後もブログ更新に励んでいきます。 さて、今回は、本を読んで印象に残ったこと第44弾になります。今回は、松井忠三さんの「無印良品は仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい」からの内容になります。この本は以前こちらの記事でも取り上げました。 pmp6809…
1. はじめに マズラプです。53回目の投稿になります。 今回は本を読んで印象に残ったこと第37弾です。今回は、「松井忠三」さん執筆の「無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい」からの内容になっています。 松井忠三さんは、無印良品の組織改革を行い業績を大きく改善した方で、テレビにも出演された経験のある有名な方です。今回取り上げた本には、その組織改革に関する内容が多く記載されています。気になった方は、参考文献の項のリンクから調べていただけたらと思います。 2. マニュアルをつくると人材育成を効率的にできるようになる では、今回印象に残った部分を紹介します。 “つまり、マニュアルをつく…
先日、バイト先の男について書いた。 能力が低いくせに長く働いているという経験や主観を元に人に指図してくるので俺はよく反論していた。 こういうバカな奴らに数字やデータを示しても理解できない。 このバイト先ではこんなバカの言っていることが正しいことになるので恐ろしい。 今日もこの男と仲がいいBBAが俺にしょうもないイチャモンを付けてきたので「仕事の邪魔なんですけど?」と言ったら関係ない話を延々とされた。 このBBA(怒) 俺もムカついて「あんた仕事してないじゃん」「俺がやっている仕事ができるのかよ?」「子供かよ」と罵った。 最近、こういう奴らに何を言っても相手にするだけ無駄だと悟るようになった。 …
こんばんは。今日は、管理職の役割と、管理職の仕事内容について、頭の整理がてら言語化したいと思います。 ★★ 1.管理職の役割とは? 管理職とは、他者を通じて成果をあげる役職。「他者を」という点がプレイヤー時代との大きな違い。 管理職の役割とは、自身が管理する組織の成果目標達成を通して、会社の業績に貢献すること。 PM理論の右上を目指す意識。 2.管理職の仕事内容とは? (1)業務管理 組織の成果目標を設定する。 ①上位方針の確認、②組織の役割確認、③「誰に」「どんな付加価値」を提供すべきかの定義設定、④成果=売上獲得+コスト削減+継続利益体制構築、などを意識すると考えやすい。 組織目標達成に向…
業績低迷状態だった無印良品を復活させた良品計画会長によるビジネス書。業務の仕組み化=マニュアル化の大切さを説く。 「小さな業務もマニュアルに落とし込み、仕組み化することで仕事を効率的に進められる」との考え方が柱。仕組み化の大切さやマニュアル作成を進める手法を述べたあと、赤字化した無印良品を立て直すために社長として取り組んだ改革の話が続く。 「MUJIGRAM」という無印良品の業務を網羅したマニュアルには、店頭マネキンのコーディネートポイントや新規出店候補地の評価方法まで、あらゆる業務が掲載されているらしい。そして、それらのマニュアルを日々更新することも仕組み化されている。 日々の定例業務だけで…
無印良品のPDCA 一冊の手帳で常勝経営を仕組み化する! (毎日新聞出版) 作者:松井 忠三 毎日新聞出版 Amazon 会社の仕組み作りにとても興味があったので、読んでみました。良品計画の仕組みに対する思いは学ぶことが多くあります。 ただ、そんな良品計画もトヨタやキャノン、しまむらといった会社から優れた仕組みを学び自社に取り込んでいます。 お互いにとって有益な情報交換ができるぐらい他社さんとの関係性構築も重要なんだと理解しました。 ・月曜日に一週間の予定を確認、すり合わせる ・1回の失敗ではなかなか学べない ・何がなんでも結果を出すまであきらめない責任意識こそが経営者には重要 ・血が流れるマ…
無印良品の、人の育て方 “いいサラリーマン”は、会社を滅ぼす (角川書店単行本) 作者:松井 忠三 KADOKAWA Amazon 今年も読書ライフを楽しんでいきたいと思います。 本業も副業もマネジメント業務をしているため、育て方は自分にとってはとても興味あるテーマです。 人の育成はなるべく仕組み化して、属人化しないことが重要です。なぜなら人の評価は甘辛が出やすいところだからです。 良品計画においてはそのあたりがとても徹底されているように感じました。 人が成長する会社を「いい会社」という 至言だと思います。個人の市場価値も上げてくれる会社がいいですよね。自分も第2新卒で入った会社がかなり自分を…