元々は松坂屋大阪店として、15年の歳月をかけ昭和12年に現在の形に成りました。 拡張工事なども計画されていた様ですが、その後の戦時体制などで思う様に成らず、堺筋自体が御堂筋などに比べると戦後それ程の発展も無く、昭和41年には松坂屋自体も天満橋に移転、現在に至ります。 松坂屋時代も、日本橋界隈には商業的な価値も含め、余り似つかわしい建築物とは正直言えない様ですが、北堀江、北船場辺りにでも有れば商業的な価値観なども含めた、行政サイドの景観保存も必要な建築物でしょう。 建物自体は、大理石などの建材をはじめ、当時の建築関係者の気迫を感じる建築物です。 次の世代に残して置きたい歴史的遺産の一つです。 高…