藤澤親雄の年譜については、「国際人藤澤親雄がトンデモに至る道 - 神保町系オタオタ日記」で作成したところである。小見山登編『創造的日本学:藤澤親雄遺稿 附諸家追悼・随想録』(日本文化連合会、昭和39年2月) 所収の「経歴年譜抄」が当てにならないので、他の文献で確認できる事績を中心に作成した。同年譜抄にある中国からの引き揚げ年、昭和22年は本人か家族から聴いたのだろうと推定したものの、採用はしなかった。その後、一昨年12月に開催された「吉永進一の日本オカルティズム史講座(第3回)」で昭和21年5月藤澤が日本で活動していたことが紹介されて、驚いた。残念ながら、詳しい内容は失念してしまった。 今回、…