僕が娘にしてあげられること いつも暮らしの真ん中に娘がいた。 魚釣りやアイガモの解体、シュノーケリングやスキーなど。 それらは、自分がやりたいというよりも、 娘の反応が見たかったのだ。 楽しんだり、驚いたりする娘の姿が見たかったのだ。 娘が成長した今も時々、そんな気持ちになる。 「温泉でも行こうか。奮発して由布院なんかどう?」と声を掛けるが、 「別にいいよ」と、つれない返事。 ウェイクボードに誘っても、「アルバイトが入っているからなあ。パパ、楽しんできてね」。 今の僕が、娘にしてあげられることって何だろう。 喜んでもらえることって何だろう。 しばらく考えてみた。 ・・・・・・・・・。 出てきた…