ドイツ文学研究家、翻訳家、作家。1928〜1998 東京生まれ。 東北大学文学部卒業。山形大学教授としてドイツ語を教えるかたわら、SFを中心に数多くの翻訳を手がける。 特に、ハヤカワ文庫SFで1971年より刊行されている<宇宙英雄ペリー・ローダン>シリーズは、第一巻から一人で翻訳し続け、死去するまでの27年間に、234冊を刊行。 他に80冊近い、翻訳書がある。 また著者に、「逆襲」「旅する石工の伝説」他。
宇宙英雄ローダンシリーズは中学生の頃からの愛読書。 現在もまだ読み続けています。 1000巻(日本語版だと500巻です)でやめようかと思ったのだけど、なんかずるずるとまだ読み続けています。 この増刊号が出たときにはシリーズ64巻が出ていた頃。 127話と128話が載っている巻ですね。 そんな時期、この増刊号には「虚無からの使者たち」が掲載されると知って、そのエピソード読みたさで購入しました。1200円。当時の私には結構な出費だったなあ。 「虚無からの使者たち」・・・実際に店頭に翻訳版として並んだときのタイトルは「虚無より来たる」なんと第250巻。つまりは500話。 当時の私にとっては遥か未来の…
東京の大学に入学してからはコミケットにも毎回通うようになりました。現在の東京ビッグサイトに会場が移転してからは参加していませんが、東京国際見本市会場(晴海)、東京流通センター(平和島)、幕張メッセで開催されたものには結構参加していました。基本的には個人参加者としての参加でしたが、サークル参加も1回だけありました。当時購入していた同人誌は文章系同人誌が多かったので、あまりお宝的なものはありませんが、その中でも弾超七氏の「ウル星セブン 美しき侵略者」、ファンタジー系イラストレーターとして活躍中の末弥純氏の武蔵野美術大学在籍時の個人誌あたりがお宝本といえるのではないでしょうか。 宇宙英雄ローダン・シ…
直接的には「フリーレンのストーリーが分からない」という話を見てからなんとなく考えていたことを今頃になってだらだらと書いてみた。特に結論はない。 なお、私は以下の作品は主にアニメしか見ていない。 葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス) 作者:山田鐘人,アベツカサ 小学館 Amazon 分からなくて当然というのが最初に思ったことである。なぜなら、フリーレンにはストーリーらしいストーリーがないから。ここでいうストーリーというのは、個々のエピソードを繋いでいる作品全体の流れというような意味である。 一応、死者と会える場所に行って、死んだ勇者ヒンメルの魂と会って話をするという目的はある。しか…