科学教育研究家。 1930年(昭和5年)5月2日、生まれ。2018年(平成30年)2月7日、死去。 元国立教育研究所「板倉研究室」室長。私立板倉研究室室長。仮説実験授業研究会代表。科学啓蒙家。教育雑誌『たのしい授業』(仮説社)代表。 1964年,仮説実験授業を発表。 「熱心な教師なら誰でもたのしい授業を実現」できる手法として授業書という,認知学・心理学・板倉唯物史観などを併せて,作られたノート兼教科書兼問題集兼実験所という冊子を発表。
そもそもの説明 明治維新とは、とりあえずの説明としては「徳川幕府による支配体制が倒され、明治政府の新体制が成立した変革」のことです。明治維新という変革をどう評価するのか。歴史的にどういう意義があったのか。つまり、明治維新とは何だったのか。それについて、私(そういち)なりの見解はもちろん述べます。しかし、それ以上に読者が自分で考えるための、基本的な視点や材料を提供したいと思っています。ただし通りいっぺんの解説ではなく、明治維新をめぐる近年の議論や、根本的な歴史認識についても触れます。それを「歴史好きではない」という大人の初心者にも読みやすいように。では、そもそも明治維新とは、いつのできごとを指す…
3月15日の公文俊平情報塾(第二期)読書会の課題図書2冊が到着しました。 前回は、『万物の黎明』という人類史を根本からくつがえす本。 今回は「イスラエル」「中東戦争」がテーマ。これは「人類史上最もやっかいな問題」。どういう読み方をするか。 イスラエル 人類史上最もやっかいな問題 作者:ダニエル ソカッチ NHK出版 Amazon [新版]中東戦争全史 (朝日文庫) 作者:山崎 雅弘 朝日新聞出版 Amazon 「イラスト、地図、年表、図解」に着目し、他の著者の説明との「関係」を重視する読書術の実験をしてみようか。 ーーーーーーーー 「名言との対話」2月23日。松本キミ子「三原色と白だけを使って…
何かやりたい、実現したい。でもうまくいかない。こんなフラストレーションが起こること、みんなありますよね。あってほしい。わたしがその連続の人生だから… この本は、持て余しているいろんな欲を、どのようにして昇華させるのか?具体的に示した「鍛錬の教科書」だと思います。わたしはこれを使って、やってみているところです。 模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書 作者:佐宗 邦威 PHP研究所 Amazon Audible3ヶ月無料体験、あまりに自分に刺さる内容過ぎて、最後の1ヶ月はほぼまるまるこの本だけ聞いてました。 わたしなりの言葉で説明すると、模倣→想像→創造のサイクルを愚直に続けろ!さすれば…
今から50年ぐらい前に政権与党である自民党に、当時中高生の私でも知っていた有力な政治家がいました。いわゆる、三角大福中の5人です。総理総裁の座をめざして合従連衡を繰り返し、しのぎを削っていました。もちろん功罪ありましたが、国を変えていく気概のようなものは私も感じた覚えがあります。 一方で現在の首相をはじめとして、今の政治家に5人のようなスケールの大きさを少なくとも私は感じません。こども家庭庁がつくられましたが、今度の改造内閣の大臣は誰なんでしょうか。こども家庭庁のスタッフは教育や、人権などに精通している方々を集めたのでしょうか。そのような発信や報道はあったのでしょうか。 これだけの大改革を担え…