「 大学卒業後は、新聞社に入りたい 」 バブルはとっくに弾け、就職難に突入していた時世。 若さと情熱以外持ち得なかったそんな私を 家族のように温かく迎え入れてくれた新聞社があった。 入社してみると、6大新聞の1社とは思えぬほどの アットホームで、人間味溢れるとても良い会社。 「 希望は記者職だけれど どんな内容であってもいい なんとか新聞の仕事に携わりたい 」 高校時代からのまっすぐな思いをしっかりと受け止め その後の人生を切り開くための大きなチャンスをくれた その新聞社の広告局で、周りの人たちの優しさに支えられ 大学時代の約2年半、インターンとして社員と変わらぬ 仕事をした日々は、いまでも私…