アニメ『超時空要塞マクロス』において確立された、独特なアクションシーンにたいする呼称。
それらがアニメーター板野一郎氏によるものであったため、この名が付いた。
動きまくるミサイル群と、ミサイル群からの回避行動をとる目標物、それらのゆくえを追うために激しく動くカメラワークが特徴。
“板野サーカスフォロワー(及びパロディ)”は数多いが、その多くはミサイルの模倣に終始しており、カメラワークに関しては固定カメラのままというケースも多い。
板野曰く、板野サーカスを完全に会得しているアニメーターは庵野秀明、後藤雅巳、村木靖の3人だけらしい。
3人の板野サーカスに関しては、『マクロス』や『マクロスプラス』のほか、庵野は『DAICON IV オープニングアニメ』、後藤はゲーム『クォヴァディス2』、村木は『THE END OF EVANGELION』や『交響詩篇エウレカセブン』などで観ることができる。