歳を重ねるごとに、友人が少なくなるという現象があります。 学生時代の友人でも、経済的な差が徐々についてくると、いつの間にか疎遠になっていきます。 友人が亡くなるということもあるわけです。 友が少なくなると「本を友にする」というのが、なかなかいい方法のように感じます。 私が本格的に読書をし出したのは高校時代ですが、本からは山のような恩を受けてきました。 「この本に出合わなければ、今の自分はない」と断言できる本も何冊かあります。 私は個人図書館を保有しているのですが、これなど完全に渡部昇一先生からの影響です。 神道に目覚め、その知識が深まっていったのも本がきっかけです。 今でも「この人が出した本は…