太極拳をはじめとした中国武術には、架式と呼ばれる技術があります。 歩形とも呼ばれますが、下半身の形態を言います。 架式には複数の種類があります。例えば「虚歩」(虚式)や、「七星歩」(七星式)などです。 「虚歩」(虚式)と呼ばれる架式は、多くの武術門派(流派)において練習されています。 「七星歩」(七星式)に関しては、形態として、同種のものは多いですが、名称が異なる場合が多いようです。 太極拳の一部の門派(流派)では、「虚歩」の一種として考えるところもあります。 どちらの架式においても言える事ですが、同じ名称を冠した架式であっても、門派(流派)や系統によって、細かな形態や要求が同じ訳ではありませ…