今回の「全国神社お参り旅」では、鳥取県智頭町の諏訪神社を参拝いたします。 智頭町は鳥取県南東部の内陸にある小さな町ですが、関西と鳥取市方面を結ぶ智頭急行線開業でアクセスが良くなりました。宿場町として栄えた智頭には、昔ながらの建造物が立ち並ぶエリアがあり、その中に諏訪神社が鎮座しています。 信州の諏訪大社から分霊されたのが始まりで、その起源は鎌倉時代の蒙古襲来の頃とされています。御祭神は諏訪大社と同じ建御名方神(タケミナカタノカミ)で、鎮火の神様として地元住民の信仰を集めてきました。 諏訪大社の分霊なので、諏訪神社でも6年に1度、柱を建てる祭りが行われています。「柱祭り」と呼ばれ、ご神木の杉を氏…