① ② ③ 巻11-2431 鴨川の後瀬静けく後も逢はむ妹には我れは今ならずとも 巻11-2432 言に出でて言はばゆゆしみ山川のたぎつ心を塞かへたりけり 巻11-2433 水の上に数書くごとき我が命妹に逢はむとうけひつるかも 巻11-2434 荒礒越し外行く波の外心我れは思はじ恋ひて死ぬとも 巻11-2435 近江の海沖つ白波知らずとも妹がりといはば七日越え来む 巻11-2436 大船の香取の海に碇おろし如何なる人か物念はざらむ 巻11-2437 沖つ裳を隠さふ波の五百重波千重しくしくに恋ひ渡るかも 巻11-2438 人言はしましぞ我妹綱手引く海ゆまさりて深くしぞ思ふ 巻11-2439 近江…