何かを過度に貶めることと、過度に信奉することは、本質的にあんまり変わりはしないのではないか、と思う。 あんまりこういう単語を使うことはしないのだが、表現としてわかりやすいため、あえて使うとすると、それはいわゆる「クソデカ感情」というものである。 愛と憎しみは表裏一体。容易に反転しうるし、感情の重さが変わることがない。だからタナッセにも愛してもらえる(このネタ誰がわかるんだろう/気になった人はフリゲの「冠を持つ神の手」をやろう) というわけで今回は、「円」に収録されている「栄光と夢」があまりに良かったオタクでスポーツ嫌いな私が、過激な妄想をぶちまけて、このおはなしの解釈を広げていきたいと思う。 …