現在は子供たちが当たり前のように食べる給食。 大好きだったメニューや苦手なおかず。 その給食の生みの親が「佐伯矩(さいきただす)」です。 佐伯矩は、明治生まれの医師であり栄養学者です。 現在では一般化している栄養の知識を広めたのが佐伯矩です。 今は国家資格となる「栄養士」という職業を作ったという功績もあります。 その佐伯が最も力を注いだのが「学校給食の普及」でした。 目次 消化酵素ジアスターゼ 「栄養学」という分野 栄養研究所設立 毎日の献立 「脂質」の大切さ 学校給食の実現 まとめ 消化酵素ジアスターゼ 今から120年前の明治37(1904)年、富国強兵を掲げる日本がロシアと戦争を起こしたこ…