学校事務職員の担当職務は都道府県や地域、さらには学校によっても差異がある。 それは、歴史的な経緯であったり労使確認であったり職員配置状況(特に市区町村費学校事務職員の配置の有無)であったり教育委員会事務局や首長部局が取る業務体制との兼ね合いだったり学校規模であったり、そして事務職員の経験や個性や抱える事情であったり。要因も様々だ。 ただいずれの要因についても、それぞれについてその意味・意義が軽視・棄損されるべきではない。 学校事務職員の職務のあり方を考えるとき、現にある差異を真摯に受け入れることが必要だと思う。 そうした点から、2020年7月に文科省が「事務職員の標準的な職務の明確化」を示す通…