前回の投稿の中で、学習指導要領の作成年度に誤記があったので、訂正し、改めて掲載します。 学習指導要領の法的拘束力について、改めて考える 今年の1月、耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。奈良教育大学附属小学校において、教育課程の実施等に関し法令違反を含む不適切な事案がある。それは学習指導要領に示されている内容の実施不足(授業時数・履修年次・評価の実施不足等)、教科書の未使用等である。そこで学校の教員を大量に他の学校へ出向させるというものです。 具体的には毛筆指導、道徳、外国語、君が代の指導などが不十分であることや、職員会議の決定権が強く校長の権限を制約していることなどに疑問を感じたと、校…