アマゾンプライムの東宝名画座チャンネルで観た、円谷英二特撮監督の演出が生々しい「世界大戦争」。僕が生まれる2年前のSF映画で、当時コメディアンとして活躍中だったフランキー界が主演、乙羽信子や星由里子が共演。 第三次世界大戦突入が明らかになった時点での宝田明(船員役)と星由里子のモールス信号での別れの挨拶が涙を誘う。38度線を挟んだ連邦国(仮想西側)と同盟国(仮想東側)の対立で起きた核戦争が描かれるけど、核爆弾が落とされた東京の火山の噴火のような描写がイマイチ意図不明。最後に「この物語は すべて 架空のものであるが 明日起る 現実かも 知れない」と製作意図の字幕が流れる。ロシアとウクライナの間で…