上方落語の名跡。
本名・河村静也
桂小文枝(後の桂文枝)一門.「創作落語の会」会長、上方落語協会第6代会長(2003年7月23日〜任期は2006年3月末まで)
多数のテレビ番組に出演しバラエティ番組の司会などタレント活動に活躍、その一方で数々の創作落語を発表し受賞多数。海外での公演など落語の普及に積極的に取り組んでいる。朝日新聞連載など執筆も多い。
「箱の中身はなんだろな?」や「あっち向いてホイ」も考案したとか。
等.
1930年(昭和5年)4月12日生。
1947年に四代目桂文枝に入門、桂あやめと名乗る。
1954年に桂小文枝を襲名。
1973年、上方お笑い大賞。
1984年、上方落語協会会長(1994年まで)。
1992年、五代目桂文枝を襲名。
1997年、紫綬褒章。
2003年、旭日小綬章。
2005年(平成17年)3月12日、肺ガンのため死去。74歳。
直弟子に、桂三枝、桂きん枝、桂文珍、桂文太、桂小軽、桂文福、桂文喬、桂文也、桂小枝、桂枝女太、桂枝光、桂あやめ、桂坊枝、桂小國、桂枝曽丸、桂文華、桂こけ枝、桂つく枝、桂かい枝、桂阿か枝がいる。
「はんなり」のことばに言い尽くされるように、ハメモノの入った噺や女の色気を見せる噺に定評があった。六代目笑福亭松鶴、三代目桂米朝、三代目桂春團治とともに上方落語四天王と呼ばれ、戦後滅びたと言われた上方落語の復興に尽力した。