久しぶりに静岡の寄席話を。 六代目三遊亭圓生師匠が残している本には寄席や寄席の楽屋話の記憶を残そうという趣向のものがあり生の高座へ足を運ぶのとは別に個人的に大変好み。 その中で先日から時々名前を出していた『寄席切絵図』に静岡の寄席や興行をした場所がいくつか登場。 主な2つが静岡の「入道館」と浜松の「勝鬨亭」 勝鬨亭は古今亭志ん生師匠に縁があるらしく大河ドラマ「いだてん」にも登場したらしい。 静岡の「入道館」には大正時代から戦中まで何度も行ったことが書かれている。 入道館は七間町にあった寄席。 七間町通りから今の両替町通りを少し入った所という説と通り沿いで呉服町側から行って両替町の通りを越えた辺…