1868〜1934 長崎県出身。日活の創設者にして、孫文の中国革命の援助者。 若くして香港に渡り、写真業で成功。その折に孫文と親交を結び、彼の思想に共鳴して、財政的な援助を行う。 のち、中国を追放されるが、途中滞在したシンガポールで映画に目覚め、帰国後、日本活動写真株式会社(のちの日活)を創立。 映画で稼いだ巨富を、孫文に生涯、援助し続けた。
大学の東洋史で孫文について学びました。 孫文は親日家です。少なくとも前半生では親日家でありました。 孫文はたびたび日本に逃亡しました。 孫文を助けた日本人は数知れず。 宮崎滔天もそう。 www.betty0918.biz NHK大河ドラマ『青天を衝け』最終回では、孫文が登場しました。 主人公渋沢栄一も孫文を支援した日本人の1人でした。 そして梅屋庄吉。 日活の創業者ですが、彼は孫文を全面的に支援しました。 目次 梅屋庄吉という人 梅屋庄吉と孫文の出会い 辛亥革命への支援 孫文と日本 孫文亡き後の梅屋庄吉 梅屋庄吉という人 長崎県に生まれた梅屋庄吉。 長崎ハウステンボス 明治元年11月26日に誕…
青点をスタートして矢印方向に美術館へ行き、青点に戻る周回コース。距離4.1km、最低高度1m、最高高度22m、総上昇高度70m、消費カロリー497kcal、天気晴れ、気温13度、湿度55% 連れ合いと長崎市展を見に美術館に出かけた。美術館は水辺の森の一角にある。天気も良いし、鑑賞した後は久しぶりに水辺の森公園を散歩するのもいいねと話しながら出かけた。車を駐車場に停めて美術館へ歩いていくと街路樹が見事に紅葉していた。きれいな紅葉を見るとそれだけで嬉しくなる。 歩道を進んでいくと歩道脇に銅像が設置されている。これは孫文と梅屋庄吉夫妻の像で、案内文には次のように書かれていた。「中国民主革命の偉大な先…
孫文・梅屋庄吉ミュージアム開館10周年記念 サマーコンサート きっと西欧の貴族の方々は、こんな感じで音楽を堪能したのかな? 素晴らしい演奏を素晴らしい建物の中で聴く事ができる幸せ。
明日の読書会の資料作成。明日さらに準備。 『潜行三千里』など過去に読んできた読書録を整理する機会になった。また『昭和の参謀』は個別の人物を改めて考える機会になった。 太平洋戦争を敗戦に導いた「昭和の参謀」と、戦後に忘れられた「日中関係秘話」を改めて整理することができた。 潜行三千里 完全版 作者:辻 政信 毎日ワンズ Amazon 昭和の参謀 (講談社現代新書) 作者:前田啓介 講談社 Amazon 参謀:昭和史。陸士と海兵。陸大と海大。軍令と軍政。陸軍と海軍。卒業席次。官僚制。指揮官・参謀・下士官・兵。プロシア軍。自己過信。無責任。軍事オタク。カリキュラム。皇道派と統制派。神様と悪魔。意思決…
4月17日、今日のソロモン諸島州議員と国会議員選挙の行方をFace Bookのインド太平洋研究会でフォローしてきました。このFBグループはオープンではないので、こちらのブログにもコピーして行きます。 情報が多すぎて、過去から辿れないので、最新情報からになります。 まずは、私のフォロワーの質問に応えて、私のソロモン諸島選挙予想をツイッタースペースで話しました。 *** ソロモン諸島選挙予想:地政学も米中競争も排除するソロモン諸島の人々選挙https://twitter.com/i/spaces/1nAKEaRnZBXKL グローバルメディアが騒ぐ、地政学も米中競争もソロモン諸島の人々の視点には「…
Book Review 16-9 人物 #梅屋庄吉 『#見果てぬ王道』(川越宗一著)を読んでみた。著者の川越宗一氏は「熱源」で直木賞を受賞。著者の作品は、スケールが大きく、朝鮮半島、琉球、樺太のアイヌ、台湾等の多民族が共存する、境界の曖昧な地域や海洋の世界を描いてきた。 今回は、実業家・梅屋庄吉の生涯を描いた。まじめな商人が孫文を支援し続けたという認識しかなかったが、本作を読んで破天荒な人物であることがわかった。幕末に、長崎の貿易商・梅屋商店の跡継ぎとして育ったが、大博打で破産し、香港へ逃げてしまう。その船の中で知己となった清人がコレラにかかり、麻袋に入れられて生きたまま海に放り出される。それ…