「鎌倉殿の13人」の第二十八回「名刀の主」を視聴した。 「13人」のなかで最初に失脚するのは、梶原景時(中村獅童)だった。 正治元年十月、「忠臣は二君に仕えず」という結城朝光(高橋侃)のボヤきを聞きつけた梶原景時は(景時にチクッたのは善児)、それを謀反の兆候と見て、結城朝光を謹慎させる。 謹慎中の結城朝光は、阿野全成の妻である実衣(宮澤エマ)に頼まれて琵琶を指南する傍らで、愚痴の聞き役をしていたけれど、いい感じに心情的に接近してきたところで、自分が梶原景時に謀反を疑われているという悩みを打ち明けて、自分の保身のために実衣を動かすことに成功する。 実衣の働きかけは些細なものだったかもしれないけれ…