児童文学作家。 1929年(昭和4年)7月10日、東京生まれ。2018年(平成30年)1月7日、死去。 コピーライターを経て、童話の創作活動を始める。「あしたもよかった」で小学館文学賞、「まねやのオイラ旅ねこ道中」で野間児童文芸賞を受賞。他の作品に「きつねのこ」シリーズなど。小学館児童出版文化賞、路傍の石幼少年文学賞などを受賞。著書に「きいろいばけつ」、「てんぐちゃん」、「パンやのくまちゃん」ほか。 リスト::児童文学作家
両親をなくした主人公のアヤ。 母親から習ったあやとりで数々のピンチを乗り越える! そして、最後には殿様のお嫁さんになり、幸せをつかむ。 和風なシンデレラストーリーになっている。 この創作おとぎばなし… 対象年齢は小学校低学年から。 【楽しいポイント♪】 ※12歳:作者の発想が面白い。どこで「あやとり」が出てくるのか気になりワクワクするし、あやとりひめがピンチになってしまった時はハラハラする。五つの出来事の一つ一つが丁寧に作られていて、止まらずに読んでしまう。(本が好きな人は、すぐに読み終えちゃうかもね!) あやとりひめ 五色の糸の物語 (おはなしランドくじらの部屋) [ 森山京 ] 価格:1,…
きつねの こが まるきばしの たもとで、 きいろい ばけつを みつけました。 「だれのだろう。」 きつねの こは、 ばけつを まうえから みおろしました。 なかに、ほんの すこし みずが はいっていました。 きいろいばけつ/森山 京・作 土田 義晴・絵/あかね書房 お題「我が家の本棚」 あらすじ きつねの子は、こんな黄色いバケツが、前から欲しかったのです。 黄色いバケツはまだ新しく、名前は書いてありませんでした。そこで誰のバケツだろうと、みんなに聞いてまわりました。 うさぎの子は赤いバケツを、くまの子は青いバケツを持っていました。 たぬきは黒で、ぶたは緑色のバケツです。結局、黄色いバケツの本当…
ぶたのモモコはバレリーナ:森山京著のレビューです。 ぶたのモモコはバレリーナ 作者: 森山京,黒井健 出版社/メーカー: 小峰書店 発売日: 2012/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ◆ふんわりした雰囲気に包まれながらも伝わってくるものが意外にも大きい ふわぁーとした絵がまず目に飛び込んできます。朝日の木漏れ日がさす、モモコの寝姿からはじま物語。さぁ、忙しい一日をモモコとすごしてみましょう。 モモコはぶたちゃんです。ずっと夢だったバレリーナになったモモコ。 今日は主人公の王女役をおどる日です。 でも、ここに辿りつくまで本当に大変だった。モモコは人よりのみこみが遅く、人の倍…