「高度な環境制御(温度・湿度、CO2濃度、光量など)を行うことにより、野菜等の周年・計画生産が可能な施設園芸農業の一形態」のこと。植物工場は(1)温室等で太陽光の利用を基本とし、人工光による補光や夏季の高温抑制技術等を用いて栽培する「太陽光利用型(補光も含む)」、(2)閉鎖環境で太陽光を用いずに栽培する「完全人工光型」の二つのタイプに大きく分類される。
1914年(大正3年)創業という110年以上の長大な歴史を誇る、名古屋の総合物流企業・丸太運輸株式会社の第81期(2024年12月期)の決算公告が、2025年2月26日に掲載されましたので、その概要と事業の状況をピックアップします。 20241231_81_丸太運輸決算 第81期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 16,399百万円 (約164.0億円)負債合計: 9,102百万円 (約91.0億円)純資産合計: 7,297百万円 (約73.0億円)当期純利益: 624百万円 (約6.2億円) 今回の決算では、年商201億円に対し、当期純利益として6.2億円という非常に高い収益を計上し…
🥬「野菜はビルで育てる時代!?」 ―暴れん坊納税者しろくまと行く!爆笑・垂直農業と植物工場の世界🐻🌆 (ちゃぶ台の上にLEDで光るレタス。しろくまが虫眼鏡で観察中) しろくま(納税歴30年・家庭菜園はバジルが限界) 「畑は地面にあるって誰が決めた?ビルの中にある方が、雨も虫も来なくて“超快適”やんか!」 1️⃣ 垂直農業・植物工場ってどんなもん? ザックリ言えば「農業がオフィスビルに引っ越した話」。 LEDライトで日光代用(紫色の光で未来感満載) 空調完備で四季ゼロ(暑さ寒さ関係ナッシング) 棚栽培で“立体使い”(土地面積が2倍3倍に!) 水は循環式、農薬ほぼ不要(「お風呂もこのシステムにして…
たまたま同じ日に中国の2つのニュースを見かけた。技術力で急成長、中国の金属3Dプリンター企業 江蘇省蘇州市,雲南省の「生花工場」を支える科学技術。 3Dプリンターでプラスチック素材を使う場合,ほとんどは試作品づくりであり,形状見本を提案するための生産だったりする。デモンストレーションでは,複雑な形状を作って自慢することが多いが,実用的なものができるわけではない。 一方,金属3Dプリンターは,出来上がった製品が実際に使われるだけの精度と強度を持っているものが多い。なんと,金属製のピストルまで作ることができ,海外では問題になっている(プラスチック製のピストルを3Dプリンターで製作して,実際に殺傷能…
JR貨物の車軸荷重の検査不正が明らかになったのも束の間,今度は都営地下鉄と東京メトロでも同様の検査不正が明らかになった。【追記】2024/9/20ニュースで,京王電鉄でも検査不正が明らかになった。 日本の自動車メーカー5社(トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキ)でも,性能試験不正がおこなわれていた。 かつてドイツのフォルクスワーゲンが,ディーゼルエンジン車で日本の排ガス規制を逃れるための不正を働いて問題になった。IHIや川崎重工業による舶用エンジン不正も発覚している。 いずれも,「検査」工程で数字を改ざんしている。規定の数値に達していないことがわかれば,通常はこれを生産工程,ある…
「ホワイトカラー」と言っても、今の若い人には通じないかもしれない。ワイシャツを着用する仕事、つまり、いわゆるビジネスマンのことである。 戦後の経済発展の中で、会社勤めの人を主に指していた。これに対して、工場で働く人は、その作業服の色からブルーカラーと呼ばれた。 ここで誤解のないように念のため、「カラー」はcollar、つまり「エリ」のことである。 戦後の大企業で事務職や営業職の人がホワイトカラーと呼ばれた。サラリーマンという言い方でもいいかもしれない。いずれにしても、格好いい仕事というイメージと、会社に使われているという印象の両面を持った言葉である。 筆者が社会人になった20世紀後半は,経済成…
こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。 私は、サイドFIREを目指しています。 サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。 投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。 様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。 日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。 お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.Moshi…
サラダ用ほうれん草などの葉物野菜を栽培しています。 ICTやAI技術を活用し、省力化・作物の高品質化を可能にする新しい農業「スマート農業」。昨今の異常天候で野菜の供給が不安定化する中、屋内で環境を人工的にコントロールしながら農作物を栽培する施設である「植物工場」が注目を集めています。この植物工場を学校として所有し、授業で使用している全国でも珍しい高校が伊豆にはあります。 花きの温室ではカーネーションを栽培 下田高校南伊豆分校は名前の通り、伊豆半島の南端、南伊豆町にある高校。全日制園芸科の高校です。生徒数は全学年合わせて約60名。この南伊豆分校を今回、東部サテライト内山先生、松崎町地域おこし協力…
第二次世界大戦後,日本が高度経済成長して奇跡の復興を遂げた。資源のない日本が世界に打って出られた唯一の切り札が,モノづくりであった。 この原則は,基本的に変わらない。やはり「量を出せる国が勝つ」ということなのだと,改めて考えたので,考えをまとめることにする。 世界が必要な原材料を持っている国は,まず圧倒的に有利である。石炭は世界各地にあったので争いは起こらなかったが,石油は大きく偏在する。中東諸国が裕福になれたのは,石油資源のおかげである。ただし,開発能力も同時に持つ必要がある。 CO2問題で有利になっている天然ガスも,偏在している。ロシアがヨーロッパに対して持つパイプラインによって,ウクライ…
アメリカ週刊誌TIME7/22 アラブ首長国連邦のPureHarvestSmart Farmsは、世界で最も乾燥した地域で、より少ない水を使用してドバイおよび地域全体のスーパーマーケットやレストランに農産物を提供しています。 PureHarvestSmart Farmsは独自の制御環境農業(CEA)システムが開発し一年中安定した気候を提供するハイテク温室を運営しています トマトの最初の収穫は2018年8月に植えられ、10月に収穫されました 現在、14種類の葉物野菜を生産しています。2種類のイチゴ、さらに7種類が開発されています。そして、ほぼ30種類のトマト、それをすべて始めた製品です。 Pur…
イーロン・マスクが「日本は将来滅びる」と発言したというのでビックリした。出生数が死亡数を下回っているのだから,そりゃ当たり前なのだが,なぜ日本を名指しにしたのかが気になる。 筆者が学校で習ったのは,世界の人口は30億人だった。現在は66億人と倍増している。一方,日本の人口は当時で1億人だった。現在は1億2000万人で,ほとんど変わらず,逆に減少に転じている。老人比率がどんどん上がり,年金の原資がなくなりつつある。 戦後の日本を支えた製造業も,今や見る影もない。原料を輸入し,これに付加価値を付けて輸出して外貨を稼ぐというビジネスモデルは崩壊している。円安なのだから,本来は輸出産業は儲かる仕組みな…