私自身のセクシュアリティについては結局のところ既存の言葉では表しがたく、生き方がクィアでもないので「女が好きな女」としか言いようがない。 まあそんな前提はさておき、あなたは何の作品に救われましたか。 私はこのブログで愛を語ってきたように、少女漫画です。 いちばん大きな影響を受けたのは日渡早紀『ぼくの地球を守って』。 80年代~90年代の作品なりに同性愛差別描写はきついのだが、それでも男の子を好きになった男の子が、混乱しながらも最終的には自分の恋心を労わるように受け入れていたのが私には救いだった。 この作品を読んでから女の子に初恋をしたので、自分の感情を否定しなくていいと思うことができたのだ。 …