楮

こんにちは。 ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。 和紙作りは冬仕事と言われています。 原料の収穫や下準備などは気温が低い季節に済ませておくことが多いからです。 ただし、原料を栽培していると季節それぞれに作業があります。 春の時期は芽吹きの季節です。 どんな作業をしているかをご紹介します。 ～楮（こうぞ）～ 楮だけでなく植物は春は芽吹きの季節です。 冬場に刈り取った株からまた新たな芽が出てきます。 thewashi.tokyo 同時に雑草も生えてくるので余計な養分をとられないように草取りをしなければなりません。 成長はそれぞれでこちらはようやく新芽が出始めました。 和紙…

こんにちは。 ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。 先月、和紙の原料である楮（こうぞ）を整備しました。 和紙作りにはもう一つ大事な植物があります。 それはトロロアオイという名で、こちらも整備が必要です。 来月後半には種まきが待っているので、早いうちにスペースを確保しなければです。 どんな風に整備したかをご紹介します。 ～念のためご紹介～ ご存知の方もいらっしゃると思いますが、再度ご案内。 東京都台東区の御徒町に当店「和紙ラボTOKYO」がございます。 ショップ兼工房となっていて、和紙を作りながら和紙商品や水引を販売をしております。 そして、和紙の原料もショップの前でほん…

こんにちは。 ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。 先月、長く伸びた楮（こうぞ）を刈り取りました。 株状態になったら、芽が出るまで手入れは基本的にありません。 ただ、プランターで栽培しているため、整備が必要です。 年数が経過した株はもっと大きな場所に移動する必要があります。 どんな風に整備したかをご紹介します。 ～念のためご紹介～ ご存知の方もいらっしゃると思いますが、再度ご案内。 東京都台東区の御徒町に当店「和紙ラボTOKYO」がございます。 ショップ兼工房となっていて、和紙を作りながら和紙商品や水引を販売をしております。 そして、和紙の原料もショップの前でほんの少し…

こんにちは。 新年明けましておめでとうございます！ みなさん、おうちでお正月を過ごされている方も多いと思います。 私も時間帯をずらして近所の神社にお参りしてきました。 お正月やお祝い事にはさまざまな和紙でお祝いできることを前々からご紹介してきました。 飾りやポチ袋だけでなく、東京和紙ならではの楽しみ方もご紹介したいと思います。 お正月といえば和紙ざんまい 当ショップでは、和紙で作るお正月飾りやポチ袋、和紙（年賀状サイズ）が作れるキットなどを販売しています。 ※水引や和紙で作るお正月飾りキット shop.thewashi.tokyo ※和紙で作るぽち袋キット shop.thewashi.toky…

2024年12月1日、茨城県ひたちなか市で第78回三浜駅伝競走大会が開催されました。当クラブからは一般男子の部に3チーム、一般男女混合の部に1チーム、中学女子の部に1チーム、合わせて5チームが参加しました。 以下、大会要項と大会結果を掲載しましたのでご覧ください。 【部門・スタート時間】 9:30(高校男子の部、一般男子の部)9:40(中学男子の部、中学女子の部)9:45(高校女子の部、一般女子の部、一般男女混合の部) 【コース】 ・高校男子、一般男子の部 ・中学男子、中学女子の部 ・高校女子、一般女子、一般男女混合の部 【大会結果】 一般男子の部では全57チームが出場し、我流AC‐Aチーム4…

短編 「手を擦り足を擦り」 大原矜 男の名は楮山達二。世間からずれて生きてきた。何がずれているのかと申せば、実に得心のいかないことに、その雰囲気らしい。 それが克明にわかる小学生の頃のおはなしを紹介する。彼の名前には数字が入っている。二だ。彼は一方、算数が嫌いだった。この数字を取り去りたくて仕方がない気分でいたという。 そして彼は、ある噂を流すことにした。

創作年月: 2024/7 紙: チンパンジー…楮紙 20×20cm、テングザル…ヴィンテージゴールド 20×20cm 長山海澄さん監修、国際熱帯木材機関(ITTO)・横浜市立の3つの動物園・Oristがコラボした「折り紙で親しむ熱帯林の動物たち」に、折り図が掲載されます! 【書籍情報】📖「折り紙で親しむ熱帯林の動物たち」発行: 国際熱帯木材機関(ITTO)監修: 長山海澄折り紙創作: 東京大学折紙サークルOrist発売日: 2024年12月1日販売場所: 市立動物園3園、市庁舎販売コーナーITTOと横浜市の運営する3つの動物園とコラボした書籍が出ます。#折り紙作品 pic.twitter.co…

「水カンリンバ」という楽器を作ってきました。 空き缶を繋ぎ合わせた中に、世界中の聖なる水を入れ、 その水が缶の中を移動するときに発する音を楽しむための楽器です。 Soul Sound Lyraつながりで出会いました。 今回は特別に、楽器に用いる和紙を自分で漉き、彩色するところから作業スタート。 会場は豊田市小原（おばら）にある「豊田市小原和紙のふるさと」。 washinofurusato.jp 材料である楮をふやかして繊維を取り除き、 細かくした楮の繊維とトロロアオイを混ぜたものを枠に入れていただいて紙を漉きます。 彩色したり模様もつけられます。 模様は、霧吹きを吹いたり水滴を落とすことででき…

訓読 ＞＞＞ 御幣（みぬさ）取り三輪（みわ）の祝（はふり）が斎（いは）ふ杉原 薪（たきぎ）伐（こ）りほとほとしくに手斧（てをの）取らえぬ 要旨 ＞＞＞ 御幣を手にとって、三輪の神職が大切に守っている杉原よ。その杉原で薪を伐って、あやうく手斧を取られてしまうところだった。 鑑賞 ＞＞＞ 旋頭歌形式（5･7･7･5･7･7）の歌。「御幣」の「幣」は幣帛で、神に捧げる布。古くは麻や楮を用いました。「三輪」は、ここでは三輪山の麓の大神神社（おおみわじんじゃ）。「祝」は、神職の人。「ほとほとしく」は、危うく～しそう。大神神社には本殿がなく、拝殿奥の三輪山そのものを神としています。誰も足を踏み入れることが…

中国ドラマ「沈香の夢 前編～蓮の花芳る時～」第38話のあらすじは以下の通りです。 第38話「回る因果」 前編最終回 第38話は、物語のクライマックスを迎える感動の最終回です。顔淡（がんたん）と唐周（とうしゅう）が共に夜忘川（よぶんせん）で小舟に乗り、緊張感とロマンが漂う中、彼らの運命が大きく動き出します。 このエピソードでは、柳維揚（りゅういよう）が持つ楮墨（ちょぼく）の力によって、陶子炁（とうき）が復活する瞬間が描かれます。ここでの柳維揚の選択は、愛と責任の狭間での葛藤を表しており、彼の過去の行動が今後の展開にどう影響を与えるのか、非常に興味深いところです。この復活劇は、単なる奇跡ではなく、…

中国ドラマ「沈香の夢 前編～蓮の花芳る時～」第37話のあらすじは以下の通りです。 第37話「開戦の真相」 第37話は、物語の核心に迫る衝撃的な展開が繰り広げられます。唐周（とうしゅう）が楮墨（ちょぼく）を奪った柳維揚（りゅういよう）が邪神・玄襄（げんじょう）であることに気づき、彼の陰謀を阻止すべく屍骨山（しこつざん）へ急ぐ姿は、まさに緊迫感と興奮の頂点に達しています。このエピソードでは、過去の愛と戦争の真相が明らかになり、ドラマの奥深さを実感させられます。 屍骨山で語られるのは、玄襄がかつて仙界の使者・陶子炁（とうき）を愛していたという切ない物語です。彼は戦を避けるため、魔相（まそう）を封じる…

中国ドラマ「沈香の夢 前編～蓮の花芳る時～」第36話のあらすじは以下の通りです。 第36話「楮墨」 第36話は、物語が新たな高まりを見せる重要なエピソードです。今回の話では、神霄宮（しんしょうきゅう）の宮主・柳維揚（りゅういよう）が記憶を取り戻したいという強い願望から、顔淡（がんたん）、唐周（とうしゅう）、余墨（よぼく）と共に魔相（まそう）の中へ入る展開が描かれます。彼らの冒険は、壮大な物語の中で新たな局面を迎え、視聴者を惹きつけてやみません。 三人が手に入れた四大神器の一つ、楮墨（ちょぼく）は、その力と神秘が物語の核となります。この神器は、古代中国の神話や伝説において非常に重要な役割を果たし…

昨日六厩で借りてきた法物を確認。 実如署名・花押の入った御文のサイズを計ること(240×1630mmだった)、そして紙質を確認すること・・・ 何度も見ているが普通の紙(楮紙らしい)のはず・・・やはり普通の紙、と思ったが立ち会った方が言うには「キララ(雲母)入り」だそうで？？？ 言われて、見る方向を90°変えてみると、ホントだ～紙面がキラキラしている～！ 勝手に2~3mmもある雲母片が散らしてあるのだろうと考えていたが、雲母の微粒子が大量に？漉き込まれているものだった。聖教(しょうぎょう)料紙を転用して書かれた御文・・・なのだそうだ。へ～ 真宗の歴史がまた1ページ

はじめに 自然系素材の二つのメリット デザイン面で独特の風合いがあること 環境や健康に優しいと期待されること 自然素材壁紙の種類 紙系 紙系壁紙の種類 和紙壁紙のメーカー 繊維・布系 繊維・布系壁紙の種類 繊維の種類と特徴 繊維・布壁紙の織り方と製法 繊維壁紙のメーカー その他の素材 無機質系 木質系 金属系 自然素材壁紙の注意点 汚れにくさ・耐水性 施工性 耐久性・耐用年数 コスト まとめ はじめに どの壁紙を選ぶかによって、空間全体の雰囲気や使いやすさが大きく変わります。 壁紙選びというと、多くの方は色や柄を選ぶことを想像するでしょう。確かに、サンゲツ、リリカラ、東リといった主要メーカーの…

●歌は、「うちひさつ三宅の原ゆ直土に足踏み貫き夏草を腰になづみいかなるや人の子ゆゑぞ通はすも我子うべなうべな母は知らじうべなうべな父は知等地蜷の腸か黒き髪に真木綿もちあざさ結ひ垂れ大和の黄楊の小櫛を押へ刺すうらぐわし子それぞわが妻（作者未詳 13-3295）である。 【三宅の原】 「作者未詳（巻十三‐三二九五）（歌は省略） ・・・一首としては自問自答になっている。『真木綿（まゆふ）』は楮（こうぞ）の繊維のきれ、『あざさ』髪の形か飾か、植物説もある。古代の演劇風な歌曲としてうたわれた歌であろう。『みやけ』はもともと屯倉、すなわち皇室御料地の稲穀を収める倉庫の意で、したがってこの地名は各地にあるが…