街頭で一枚のチラシを受け取った。そこには、ごく見慣れた言葉が印刷されていた。 核兵器はいらない 内容そのものに異論があるわけではない。しかし、正直に言えば、私は別の点で驚いた。まだ、この言葉が、ほとんど同じ形のまま使われているのか、という点である。 善悪の話をしたいわけではない。問題は、世界の前提条件が大きく変わったにもかかわらず、その変化が共有されないまま議論が続いていることにある。 世界はすでに「迎撃不能」の時代に入っている 読者諸兄も、ウクライナの都市へ、雲の上から防ぐ術もなく叩き込まれる超高速の打撃を、ニュース映像で目撃してきたはずだ。 ロシアや中国は、すでに極超音速兵器を実用化し、配…