不足に目をやるクセがある。 不平不満ではなく不足。努力不足、認識不足、実力不足、、、それらは、克服して成長しようとする前向きな捉え方で消化しているが、一方でそればかりでは満足感を感じるに至らない。 ある場面に出くわした。 サッカーの試合を終えた息子に親が言葉をかける。試合はボロ負けだ。ある親は「気合いが足りない」だの、「あそこでどうしてトラップミスをするの」だの、指導とは思えない、ただ感情をぶつける言葉を子どもに投げかける。片や「あそこは本来こうしたほうが良かった、次の試合までに攻略して次回は勝とう」と投げかける親も。なるほど。 「それにしても試合への向き合いかたが良くない。もっと真剣に向き合…