1月18日、松尾流家元稽古始めのお手伝いに行ってきました。 濃茶席の床には「我見ても 久しくなりぬ 住吉の 岸の姫松 幾代経ぬらむ」の和歌が掛けられました。 古今和歌集、伊勢物語に収められており、「私が前に見てからも長い月日が経っている住吉の松は、どれほどの長い時代を過ごしてきたのだろうか」という意味です。 伊勢物語では帝が住吉大社に行幸された時に詠まれたとされ、これを受けて住吉の大御神が現われて「むつましと 君はしらなみ みかづきの 久しき世より いわいそめてき」と返歌しています。 「あなたと私は昔から睦まじい間柄だと知らないのですね。久しい時代から皇室を見守ってきたのです」という意味です。…