もう35年前の本だが、「モーツアルト・ノンフィクション」という本が出た。 そこで、モーツアルトは梅毒に侵されていたと、著者の田中重弘氏は力説している。 西洋の楽聖たちの死因にはあるあるだが、モーツアルトまでとは思わなかった。 これまでの通説と、田中氏による主張を比べてみる。 通説⇒モーツアルトは、彼の才能をねたんでいた宮廷楽長のサリエリによって毒殺された。映画『アマデウス』は、内容をスキャンダラスに作るため、サリエリのよる暗殺説を使った。 田中説⇒サリエリは、モーツアルトを宮廷作曲家に推薦したり、彼の子どもたちに特別な音楽教育の機会を設けたりして、むしろモーツアルトに協力的な人間だった。 通説…