今月の昼の部はよかった。何が良かったといって、演目だてです。 ずっしりと見ごたえのある『俊寛』。 そのあとがぱーっと明るい『音菊曽我彩』。 そして最後が江戸の長屋の風景が楽しい『権三と助十』です。 『権三と助十』が作られたのは明治時代なので新歌舞伎のジャンルとなります。原作は岡本綺堂。 歌舞伎って、衣裳や道具が美しいけれど、むずかしい。。と思っている人が見たらビックリしちゃうし、美しい衣裳を期待するならおススメしません。 長屋が舞台ですからお世辞にも綺麗とはいえません!でも、言葉もわかるし楽しいですよ! こんなのも歌舞伎なんだーってぜひ驚きながら楽しんで欲しい演目の一つですね。 けんかっ早くて…