横浜創英中学・高等学校の工藤勇一先生と哲学者・教育学者の苫野一徳先生の共著『子どもたちに民主主義を教えよう 対立から合意を導く力を育む』を読みました。「そもそも、学校とはどういう場であるべきなのか」ということを考えるヒントがたくさんある本でした。興味深かった点を読書メモとして共有します。子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む (あさま社)作者:工藤勇一,苫野一徳英治出版Amazon 「序章・学校は何のために存在するか ――いま本当に身につけてほしい力」で、工藤先生は「学校は民主主義の土台をつくる場」(p.3)と書いています。 日本の学校を民主主義の土台にすることは、私のラ…