大倉崇裕『樹海警察』を読みました。 その名の通り、富士の青木ヶ原樹海が現場です。地域課特別室に配属になったキャリアの柿崎。部下の栗柄、桃園に翻弄されながら、ご遺体と向き合います。 杓子定規なボス(柿崎)が自由奔放な栗柄、桃園に翻弄されているところが愉快です(笑)上意下達でどうにかしたいのに、言う暇もなくいつも飲み込んでいるかと思いきや、警察官としての職務をきっちり守ろうとして正義を貫く(本人は無意識)ところもあるいいキャラです。( ̄▽ ̄) ぜひ続編も読みたいと思います。そもそも2冊めが発売されたことがこの作品を知ったきっかけです。楽しみです。 「柿」「桃」「栗」だけでなく、あけび、マンゴー、い…