新しい階級社会の中で生存の危機と隣り合うアンダークラスと広がる労働疎外 『新しい階級社会 最新データが明かす<格差拡大の果て>』(橋本健二著/講談社現代新書) www.kodansha.co.jp 「一億層中流」の幻想が崩れ去り、今や格差の拡大は年を追うごとに拡大している。かつて日本で暮らす人々は「階級」ということを日常においてそれほど意識しなかったように思われるが、今のこのような状況の社会では日常を暮らす上でどうしてもそれを意識せざるを得ないのではないだろうか。 『新しい階級社会 最新データが明かす〈格差社会の果て〉』は、早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)でありこれまでに格差をテーマとし…