櫛木理宇 「監禁依存症」櫛木さんの新しめの作品を買ってみました。発売した時から気になってはいたけど後回しになっていました。 性犯罪の加害者側の弁護をすることで有名な弁護士がいた。被害者側を責め立てて心を折ることで示談に持ち込む手口で悪名高かったために彼を怨む被害関係者は多かった。あるとき、彼が海外出張しているときを狙われて息子が誘拐されたと彼の妻から通報がある。犯人側が身代金要求に積極的でないことから怨恨によるものと推測されるが、彼に恨みがある容疑者候補があまり多く捜査は難航する、というお話 性犯罪の被害者と裁判をテーマにした社会問題系の作品です。「~~依存症」というシリーズ物の最新刊になりま…