息子の運転練習に付き合って自宅周辺を走ることにしたのですが、その途中で手賀沼の南側にさしかかった時、「旧手賀教会堂」の看板が目に付きました。ここは以前バイクツーリングで何度か立ち寄ったことがある古いキリスト教の教会堂なのですが、妻や息子も興味を持ちそうでしたから寄って見ることにしました。 旧手賀教会堂は明治12年(1879年)に設立されたギリシャ正教の教会堂で、茅葺屋根の民家を転用して作られた、一見教会堂とは見えない農家風の建物です。手賀沼周辺には明治期にギリシャ正教が積極的な布教を行っていて、他にも教会が幾つもあったようです。そしてその布教の中心人物がニコライ大司教と呼ばれる人物で、神田のニ…