「何これ? 」:正法眼蔵 「迷を大悟するは諸仏なり、悟に大迷なるは衆生なり。」 (正法眼蔵:道元) 悟りを迷っているのが凡夫(衆生)であり、 煩悩を煩悩と気づいて、そこに生きる人のことを ここでは諸仏と言っています。 そして、「悟った上で悟りを得る人」とは、 煩悩を煩悩と気づき、そこに生きることが真の 生きる理だと気づいた人だと言えるとしています。 哲学では、「悟りに執して己れをすでに悟れりとする者こそ、 その己れが実は迷える者であることを知り得ない」と言っています。 『正法眼蔵』は、我にとっては超難解です。 まるで”メビウスの輪”の様です。 *三寒四温 風の香かすか 風に乗る 2021.01…