私たちはこれまで、マーケティングという名の下に「顧客は何を欲しがっているか?」という正解を追い続けてきました。しかし、その結果生まれたのは、流行とともに消費される「使い捨ての日常」でした。 そんな中、欧州で熱狂的な支持を集めるスマホ「フェアフォン(Fairphone)」の存在は、私たちに重要な問いを投げかけています。「修理する権利を取り戻す」。彼らは顧客の要望に応えるのではなく、「自分たちはどうありたいか」という意志を表明しました。これは古典的なマーケティングの終焉を意味するのかもしれません。 1. 「欲求」への対応を捨て、「意志」を提示する これまでのマーケティングは、「顧客は何を欲しがって…