「正論だけではやっていけない」、「正論を振りかざす」、「正論ハラスメント」などと称して、「正論」に対してネガティブなイメージを持たれることがある。「正論」は、文字通り本来正しいはずなのに、ネガティブなイメージで捉えられるのは残念である。ただ、「正論」とされる主張でも、使われる場面や背景状況によってはマイナスに働くことがある。原則として本来の意味の「正論」が通用しない組織は異常であるし、「正論」が通用しないことで困っている人が救われないのはおかしな話である。下記は、ある管理職が発信したメッセージである。私には共感できる部分もあるが、違和感を感じる部分もある。 ビジネスシーンでは、どこで自分の主張…