全日本建設運輸労働組合関西地区生コン支部(以下、関西生コン支部)に対する、信じられないような刑事弾圧は、正に戦後の民主主義にとっての悪夢です。 関西生コン支部の武健一執行委員長は641日にも及ぶ勾留生活を強いられました。『武健一が語る 大資本は何故私たちを恐れるのか』は、そんな武委員長が勾留生活を振り返るところから始まります。組合に対する刑事弾圧、関西の生コン業界と関西生コン支部の闘いの歴史を伝え、どのような力が労働運動の弾圧へと向かっていくのかを紐解いています。■独房での非人道的な勾留生活 関西生コン支部を徹底的に壊滅するという意思を持って行われた刑事弾圧により、武委員長はじめ、多くの関西生…