軍事的な能力のことであり、国家やそれに類する集団が、内外の対象に対して、実力を行使することができる能力のこと。
国連安保理が、加盟国が平和の破壊を行う国に対して武力行使することを許可する。
本来、国連の平和維持機能は、国連憲章第7章に基づき(狭義の)国連軍を派兵するものだが、これが機能していないため、武力行使容認決議による派兵方式が定着している。 湾岸戦争では、1990年11月29日、加盟国に必要なあらゆる手段を行使すること認め(安保理決議678)、翌年1月17日、アメリカを中心とする多国籍軍が攻撃を開始した。